日本釣振興会大阪支部主催の 「ファミリー海釣り大会2023」に協力

10月22日(日)に大阪北港舞洲緑地C護岸で開催された、公益財団法人日本釣振興会大阪府支部「ファミリー海釣り大会」での、釣り教室と水質調査実施の協力依頼があり6名のインストラクターが参加しました。

この大会は、大阪府民の水辺利用を促進するとともに、釣りを通して大阪湾の自然保護保持の大切さを学習し、さらには魚釣りのルールマナー向上を目的として実施されています。

事前にエントリーを済ませている方を含め大人43名、子供39名の82名が参加されました。

私達、インストラクターは前日21日の土曜に社会福祉法人みおつくし福祉会「みらい園・のぞみ園釣り教室」を開催し、疲れは感じましたが集合時間は早朝6時30分には、全員が到着し20名の招待されている3学園のサビキ仕掛けを竿にセットの準備にかかりました。

また、事前に招待者の釣り場所を前日から確保されていましたが、会場には例年より多くの釣り人が来られていたので、場所の移動をお願いしたりしながら、招待者の釣り場を確保しました。

早朝は、アジが好調に釣れていましたが、残念なことに日が昇るころからあまり釣れなくなってしまいました。

到着されたので、急いで安全な釣りをするためルールやマナーとライフジャケツト着用の重要性と安全確保は「自分の命は自分が守る」と話し、持参されたライフジャケツトを全員着用してもらいました。

ただ、日本釣り振興会より提供されたライフジャケツトは、小さくて股ヒモを最大に伸ばし装着し、無理な子ども達には持参した大人用を着用してもらいました。

続いて、竿とリールの使用方法を説明し釣りに入りましたが、釣れる魚は少なく時たまアジがかかる程度で、招待された子ども達も手持無沙汰になりましたので、10時頃から恒例の「釣り教室」と「水質調査」を開催にしました。

招待者と一般のご家族が参加され、すきすきフィッシング冊子と自前で作成した危険な魚の写真を活用しながら説明しました。また、護岸から海水の酸素濃度や透明度などの水質調査を行い、大阪湾の実態を知ってもらうと共に、魚がどのような場所を好んで棲んでいるのか等を説明しましたが、子ども達は釣りがしたくて仕方のない様子も見られました。

初心者指導では、仕掛けの絡みやリール使用方法、特にバックラッシュのトラブルに対しての対処方法等を説明支援しました。

11時から開始されました検寸は、アジの部、サバの部、サッパ・コノシロの部、他漁の部の4部門それぞれ一匹長寸で順位を争いました。招待者の子ども達も釣れたアジやサバ、コノシロを各々提出し、表彰式の発表を待ちました。

 

正午から行われた表彰式で、主催者である日本釣振興会大阪府支部の橋本俊哉支部長から、「いつまでもこの環境を持続するための活動を日本釣振興会は、50年以上続けています。これからも魚の放流事業や水中清掃、釣り文化の継承やルールマナーの啓蒙を継続し行っています。安全で楽しい釣りがいつまでも続けられるようにていただける様に努力してまいります」との挨拶がありました。

魚種ごと入賞された方に賞状と記念品が贈呈され、持ちきれないほど受領され大きな笑みがこぼれていました。その後、抽選会も行われ豪華賞品が全員に当たり、笑顔で無事終了。楽しい1日を過ごされていました。

 

・協力インストラクター

髙木 文博  山本 忠男  物部 胤三  室井 正行  西谷 文秀  小川 俊幸

(報告者:物部 胤三)