第39回大阪湾稚魚放流事業に参加

第39回目を迎える大阪湾へのチヌ稚魚の放流事業が、日本釣振興会大阪府支部主催で9月24日(木)に開催され、JOFI大阪もインストラクター3名が参加協力しました。

日本釣振興会大阪府支部は「チヌの海ふたたび」を合言葉に、1983年8月全国にさきがけて稚魚放流を開始。この運動は皆様の共感を呼び、全国各地への拡がりを見せ、今では沿岸各地の釣り場で沢山のチヌが釣れるようになりました。

チヌ稚魚放流をシンボルとして、海の自然の復活を願いながら、釣り場環境の保全、釣りの普及、釣り知識やマナーの向上等の事業に取り組んでいます。 今年度のチヌの放流は㈱アーマリン近大から提供を受け、既に8月20日(木)に実施されていましたので、今回はキジハタを(公財)大阪府漁業振興基金 栽培事業場から、また、ガシラを瀬戸活魚センターから稚魚の提供を受けて実施されました。当初は全ての魚種放流を8月20日(木)に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で開催延期となり9月24日(木)に開催されたので恒例のボーイスカウトによる放流風景も見ることが出来なく残念です。

インストラクター3名は出島漁港に集合し、1年ぶりのクルージングを楽しみながら開催場所の常吉大橋下に到着。

早く来られていた方は、清掃作業を実施されていたので、私達も協力を始めましたが、すぐにトラックが到着しましたので清掃は中断。

運び込まれた魚種の稚魚は「ガシラ」18,000尾「キジハタ」4,300尾で、参加ボランティアがバケツリレー等で大阪釣船業協同組合の協力船に運び込みました。

今年の稚魚は大きく「キジハタ」は20㌢前後の稚魚で放流すると元気に泳いで直ぐに見えなくなりました。

常吉大橋付近で一部を放流し写真に収めた後、それぞれの港に帰り近くの港で放流するとのことでした。

その後、私達は再度夢舞常吉大橋の清掃作業を実施、清掃作業車への積み込みを手伝い出島漁港に帰り解散しました。     (報告者:山本)