令和5年度日本ボーイスカウト 大阪連盟釣り章 考査会 座学を実施

今年から、主催が各地区ではなく大阪連盟での主催となり、開催方法も座学と実釣を2日に分けて行うこととなりました。座学は、7月17日(月/祭日)と7月29日(土)に大阪市内の日本ボーイスカウト大阪連盟スカウト会館。

実釣実施は、9月10日(日)の南港魚釣り園護岸。インストラクタ―5名が、通常の初心者として支援する予定で、今回以外の地区は独自で開催場所や日程を予定され、ボーイスカウト指導者が釣り指導する計画になっています。座学の教科書は、ボーイスカウトの受講者に事前学習をしてもらうため、昨年と同様に教材を受講者に配布を依頼しました。

責任者から17日(月/祭日)の受講者は1名、29日(土)は25名の申込が在りましたとの連絡があり、受講者1名の説得を続けていただきましたが、了承が得られず座学と実習及び理解度テストをインストラクター3名で実施しました。

前年度は、受講生が多くて支援インストラクターを1名増員し対応しましたが、本年度の29日(土)は熱中症アラートが発令されており、受講者は16名になりました。両日とも、国旗を掲揚して開会式が行われインストインストラクターの講師に「技能章考査員委嘱状」が渡された後、大浦インストラクターから順次自己紹介を行いました。

プログラムにより午前中の授業が開始されました。「釣りの基本」から始まり「安全とルールマナー」や「釣りに必要なもの」等ですが「釣り以外で魚を捕らえる方法」や「釣りで使われる特殊な言葉」に関心があったようで午前中を終わりました。

午後から休憩を取りながら120分かけ、仕掛け等を作る実習に入りました。最初はプラスチックボトルを活用した「モンドリ」はボーイスカウトかわち地区スカウト委員長が講師となり実施され、私達は「八の字結び」「電車結び」「クリンチノット」を活用した「胴付き仕掛け」の実習を指導し、全員が実習を会得し「胴付き仕掛け」を作成することができましたので、9月10日(日)の実釣が楽しみとのことです。

最後の授業として「理解度テスト」を行いました。この採点方法は、考査員と受講者と対面で話し合いながら、未回答や間違っている部分を双方で検討し、解答を受講者が導き出せるように配慮し、大阪連盟側から2名、インストラクターから3名の考査員で対応しました。また、受講者が理解できないも問題については、事前配布の教材を見ながら再提出し全員の合格を確認しました。

閉会式で、大浦考査員の講評は「皆さんしっかりと授業を受講して頂いて有難うございました。実釣では自分の作成した仕掛けで釣りを楽しんでください」と締めくくり無事終わることが出来ました。また、終了後日本ボーイスカウト大阪連盟関係者からお礼の言葉が在りました。

講師の皆さんご苦労様でした。

(報告者 小川 俊幸)