本年二回目の 岬町秋を楽しむ親子ふれあい釣り教室
》》楽しく魚とのふれあいを体感《《
今日11月7日(日)は立冬、朝6時に大阪市内を出ると何と気温が14度と、暖かい朝で風も無く爽やかな日です。湾岸線を南へ行き7時30分に青少年海洋センターの駐車場着くと、すでに責任者の山本忠男インストラクター以下11名が到着していました。早速、主催者のサポート関西責任者と再確認をして、全員に今日の作業内容と無事故で終わり成功させたいと話ました。
釣り教室参加者は、近隣住民の親子と類学習塾の生徒達で、多くは小学生の子供達54名、大人は引率者と保護者9名であり、釣り指導は、インストラクター11名と市民サポーター3名と大会関係者5名の総勢80名が集合し実施しました。早朝から作業を開始し70本竿のセット、仕掛けやエサバケツと手洗い用バケツを事前に釣場に置くなど準備にあたりました。
近隣住民の親子は時間前に集合され、受付と釣り教室を実施後ライフジャケットを着用して貰い、指導員2名で釣りを開始されました。
9時過ぎに、マイクロバスで類塾の生徒が到着、受付とライフジャケット着用を済ませてから10時から開会式を行いました。
司会の吉本博一氏(㈱ライフサポート関西)が「この釣り体験で魚との触れ合いを楽しんでください」と挨拶がありました。
インストラクターから配布した教材の「すきすきフィッシング」や自分達で作成した「危険な魚」の写真を見せながら見ながら、ハオコゼやゴンズイとフグなどについて正しい対処の仕方やライフジャケツトの重要性とサビキ仕掛けの鈎についての危険性、最後に
「釣り人の命は自分で守ることが必要です」と話し講義を終了しました。
保護者や引率者には「遊漁のルールとマナー」を手渡し、遊漁者の置かれている立場やマイクロプラスチック問題などを認識し、日常生活をしてほしいと話し自宅での学習を依頼しました。
その後、釣り場であるヨットハーバ桟橋へ、インストラクターが先導し持参したクーラーを持って釣り場に到着し釣りを開始しました。
先に釣り場に到着したグループが竿を出して、直ぐに魚(イワシ)が釣れだし、後からのグループも早く釣りたいので、団子状態になってしまいましたが、指導員が交通整理をしてそれぞれが竿を出せるように誘導しました。12~15㌢のイワシやサバ15~18㌢、入れ食い状態が続き全員のテンションも上がり、同時にサバが2匹釣れたりするとどうしたらいいのか分からない、直ぐに指導員が一人々に丁寧に竿やリールの使い方、鈎から魚の外し方を実践で教えていた。そこで、”イタイ”と声が聞こえたので行くと鈎が耳にかかっていた。かけたこの竿を動かさないようにして、インストラクターがサビキ仕掛けの糸を切り耳から外した。「痛い、痛い」と言っていた子は、鈎が外れたので痛みがなくなった。鈎のもどりまで刺さっていなかったので「大事に至らなくて良かった」、女の子も笑っていた。
魚を釣ることは出来ても生きている魚は触ることのできない子、平気でつかんでバケツに入れる子やフグが釣れると可愛いと言って、フグの頭をなでている子供、楽しそうに触って声を上げている子供も見かけました。全員が釣れていると思っていたら、まだ釣れていない子供も5人いたので、釣れている場所へ移動し、全員が10匹以上釣り上げることが出来た。
昼前時間になったので終了し、釣れた魚を持って閉会式の会場へ向かいました。閉会式では、主催者の挨拶の後、インストラクターより「良い天気で良かったです」「今日、釣りの基本を学んだので忘れずに、ご自分で釣りを楽しんでください。」と話し挨拶を終わりました。
最後に、田中正視環境省自然公園指導員からは、持参された人形を使いながら「この地域は山があり、その山に広葉樹が多く植樹され木の実等が豊富で、多くの動物が生息している自然豊かな場所であります。この自然豊かなこの岬町にまた来てください。」と締めくくられました。
(報告 髙木)
・参加者の声
「楽しかった」「この綺麗な場所で魚を釣りたい」「初めて生きた魚に触っ
た」「感激した」「また、ここに来たい」などがありました。
・引率先生の話
塾の考え方は「自分のことは自分で責任を持って行動する」このために、釣も自然の中で、どうするかを自分自身で責任を持って考え実行する教育の一環です。
大阪府下にもこんな綺麗な自然が残されている。来年は2泊3日の宿泊と、自然の中での勉強を行いたい。
釣りインストラクターの皆様ありがとうございました。