フィッシングショーOSAKA 2023 で中学生以下&レディース体験マス釣りに サポーター協力

2023年2月4日(土)・5日(日)の日程(一般公開)で、3年ぶりのリアル開催となったフィッシングショーOSAKA。JOFI大阪の室井、西谷、中島の3名で2日間、4号館イベントコーナーで実施の体験マス釣りに協力してきました。ほかにもJOFI奈良をはじめ、学釣連やヒューマンフィッシングカレッジからも協力参加がありました。

毎回大人気のアトラクションですが、マス釣りの参加条件は以下の通りです。

  • 参加資格:女性、または中学生以下
    ●参加費:おひとり様500円(保冷剤付きお持ち帰りクーラーバッグ付き)
    ●時間内に釣り上げたマスはすべてお持ち帰り可能/釣れなくても2匹お持ち帰り
    ●参加人数:両日とも先着400名

今年も参加券は瞬殺。協力内容は参加者の釣りのサポートですが、思いのほか大変でした。1回15分、各日20数回。ほぼインターバル無しでサポートの連続。しかも、小さなお子さんが大半で、仕掛けの振り込みやアワセの動作、マスが掛かってからの取り込みもおぼつかず…。せっかく朝早くから並んでチケットを購入してくれたのに0匹ではかわいそうだと15分間全力でサポートしましたが、2日間で1回だけ、夫婦で来られていた女性の方でしたがバラシの連続で「0」を出してしまいました。

サポートしたほぼ全員にまず「魚釣りはしたことある?」と訊くようにしましたが、さすがフィッシングショーだけあり、ほぼ全員が釣りの経験はあるとのこと。ただ「家族でサビキ釣り」が大半で、その辺りが仕掛けを振り込めない、上手にアワセられない原因かと。マスの口元は思いのほか固く、しっかりアワセを入れないとかかってもすぐに外れてしまいました。

そんな中でも中学生と小学生の男子に一人ずつ、いっぱしの腕前の子も。中学生の子は、数年前にこのマス釣りをしてから釣りにハマったとのこと。当日は独りで来場、針はずしなどを持参するほどの熱の入れようでした。

また小学生の男の子は、振り込みはもちろんアワセのタイミングから取り込みまで驚くほどスムーズで、日釣振の役員の方が「すごいね」と、わざわざ見に来られたほどでした。

ちなみに餌はイクラを基本に、食いが悪くなるとブドウ虫を投入。小さな女の子に餌のイクラを見せて「これ何か知ってる?」と訊くと、「イクラ!」とほとんどの子が正解したのにはちょっとびっくりしました。そういえば、ブドウ虫を知っている子も。もう一つ驚いたのはブドウ虫の威力。イクラに全く反応しなくなったマスが、ブドウ虫なら躊躇なく吸い込みました。

しかし15分間というのは本当にあっという間です。だから余計に(釣らせてあげないと…)(急がないと…)というプレッシャーで気疲れが半端ではなく、また立ちっぱなしで、体力的にも相当きつい。2日間で、心も体もくたくたになりました。

けれど、マスが釣れた時にみなさんが例外なく見せる心からの笑顔を見るたびに『釣りってやっぱりすごいなぁ』とあらためて思いました。お子さんと一緒に参加されていたお母さんなんて、子どもみたいに笑ってはしゃいでおられたし、そういうのを見ると(あぁ、いいなぁ)(よかったなぁ)と元気にもなれた不思議な2日間でした。

マス釣り体験中は本当にてんやわんやの2日間でしたが、針が引っ掛かるなどのトラブルもなく無事終了。役員の一人は「こんなに釣れた年は今までなかった」とおっしゃっていたし、全体を通してイベントとしてはまずまず成功だったのではないでしょうか。

あと、マスのおいしい食べ方の質問が結構あり、調理法の簡単な説明書きなどがあればより充実したのではないかなと思いました。

しかし、いつもの釣り教室などに比べれば、本当に疲れました。(報告 室井)