フィッシングショー大阪2023大阪 船釣り教室に講師応援

2023年2月3日金曜日(業者日)4日土曜日、5日日曜日(一般公開)の日程で、インテックス大阪で開催されたフィッシングショー大阪には、来場者数45,231人とコロナ禍で3年リアル開催が中止になっていたにも関われず、2020年開催時の45,907人と変わりない大盛況で終了しました。JOFI大阪4名のインストラクターが「4号館 体験仕掛&釣り方教室」を担当し、「(船釣り)季節ごとに変わる船釣りの基本」を講義したことをお伝えします。

この「船釣り教室」については、故来田仁成先生がご存命の頃からJOFI大阪が担当しており、今回始めて講師として参加させていただく私は、髙木博文JOFI大阪事業部長から、長年引き継いでこられた資料をいただき、読み込むことから勉強を始めました。私自身、船釣りは関東で15年、関西で15年の船釣り経験があり、釣りメディアでも四季折々の釣行記をライティングささていただいたので、基礎的な知識はあったのですが、この資料は私の知らなかった船釣りの歴史の流れなどが事細かに記載されており、読んで要旨をまとめていくだけで面白く、自分自身でも勉強になるものでした。

当日実際の講義の中でも、パリオリンピックで釣りが競技として開催された記述については、髙木事業部長が国会図書館出向いて行って調べられた資料を示され、「100年前のフランス語はチンプンカンプン」といったくだりが受講者の皆さんの笑いを誘っていました。

また、実釣については小川インストラクターが紀淡海峡のオニアジ釣りの話、山本インストラクターが串本の寒グレ釣りの話を紹介され、四季折々の美味しい釣魚と釣法の紹介に参加者の皆さんは聞き入っていました。私も素早くできる仕掛けの作り方や、船釣りの一般的な操船などを説明し、船釣りの楽しさを紹介しました。1回の講義参加者は15名、二日間4回の講義でのべ60名以上の参加者の皆様に喜んでいただき、たいへん光栄な二日間を過ごすことができました。最後に講義が終わったあと受講者の方に、「何年も前からフィッシングショー大阪にはきていましたが、もっと早くこの講義を受ければよかった。」と言っていただいたのが一番嬉しかったことです。来年度も良い講義ができますように、さらに研鑽を深めていきたいと思います。  (報告 南)