令和4年度日本ボーイスカウト 大阪連盟かわち地区釣り章考査会報告

少し遅い開催になりましたが、11月20日(日)座学を大阪府青少年ヨットハウスの1階で、実釣を昨年と同様の淡輪漁港で実施されました。

ホーイスカウトスカウト委員長が変わられ、8月になってからJOFI大阪への依頼あり事業計画を事業部へ送付、また、ライフジャケットの借用についても日本釣振興会大阪府支部関係書類類を送付し事前準備が整いました。

8月20日に日本ボーイスカウト大阪連盟かわち地区釣り章考査会責任者の中西委員長となみはや地区野呂様と打合せを行いましたが、両氏ともに初めてなので、今までの実施内容を説明し、本年度の開催日程など詳細に検討しました。

開催日が11月20日(日)と決定したので、実施内容についても話し合い例年実釣で行っているサビキ仕掛けによるアジやイワシ、サバ等狙いではなく、根魚狙いに変更し実習でも当日使用する同付仕掛けを作成するよう大浦会員から提案し計画を立てました。しかし、ボーイスカウト達が虫エサを針に掛けることが出来るのか等不明な所もありました。

受講者数が23名になりましたとの連絡があり、実釣の指導員を4名から5名へ1名増員することとしました。

今年のプログラムは、インストラクター講習時間の短縮を図るため、座学担当2名と実釣担当5名に分けて実施することにしました。

ボーイスカウト側でも昨年度から、事前学習をしてもらうため教材を受講者に配布してもら

いました。

当日の講義担当は小川会員で、釣りの基本1「安全とルールマナー」から始まり基本2では「釣りの楽しさを知る」や釣りの豆知識、ルアーフィッシング、ボーイスカウトから依頼のあった釣り以外で魚を捕る方法等を説明し、午後から実習で八の字結びや電車結び、ボーイスカウトには難しい鈎と糸の内掛け結び、最後に本日使用する同付仕掛けの作成です。

休憩時間を取り「理解度テスト」を行いました。60点未満のボーイスカウトもおり、事前配布教材を見ながら再提出全員の合格を確認し実釣場所の淡輪漁港へ向かいました。

駐車場で危険な魚の復習とライフジャケツトの着用を済ませ、釣り場へ向かいました。

前日の天気予報では、夜中の雨が朝まで残ることや、当日は日没時間が16時32分と早く、17時まで可能か心配でしたが、予想外に2魚種を釣り上げるボーイスカウトが多く、時間前に全員が目的を達成し釣りを楽しんでいました。

ガールスカウトも多く参加されていたので、虫エサの扱いを心配していましたが、大きな問題は無く2魚種を釣られたことと、釣りを楽しむ姿勢を認める考査員が多く高い点数が付与されていました。

閉会式での講評は「自分の作成した仕掛けで釣りを楽しみながら、2魚種を全員が釣られたことを評価します。また、魚の命も私達の命も同じです。命の大切さを忘れないようにして、これからも釣りを継続してください」と締めくくり無事終了することが出来ました。

当日協力してくれたインストラクター考査員の採点を加え「評価表」「認定書」等を中西スカウト委員長に送付し全プログラムが終了しました。

(報告 大浦)