2021水辺環境保全活動に協力

◆◆夢舞大橋下を清掃◆◆

 

12月4日(土)釣り教室などで利用させていただいている、大阪港の立入禁止としない区域(釣り開放区)のひとつである北港夢舞大橋下でおこなわれました、日本釣振興会大阪府支部主催の水辺環境保全活動に、JOFI大阪メンバー5名を含む58名の協力者が集合し清掃作業を行いました。

この他でも南港フェリー乗場や昨年参加した常吉大橋下も同日実施され、総勢125名の参加者があったとのことです。

当日の早朝は少し寒かったので厚着をして向かいましたが、太陽が顔を見せると12月とは思えない穏やかな朝で、釣り人も来られて楽しまれていましたが釣果はもう一つの様でした。

夢舞大橋下の釣り場は、前に駐車場も完備されておりゆっくりと釣りを楽しめるに所です。

現地に8時30分集合で、主催者挨拶の後、トング、ゴミ袋、手袋などが配られ、清掃活動がスタートしました。9時から10時30分までの短い時間ですが、今年の清掃作業の中身は非常に濃い内容になりました。

少しの空き地には、燃えるゴミや燃えないゴミが混在したビニール袋に詰められた大量のゴミが山のように重なっていました。絡んだライン、ビニール袋、空き缶、ペットボトル、たばこの吸い殻などが折り重なっており回収中の臭いも強烈でした。

このようにゴミが一か所に放置されるのは「みんな捨てているから」と罪悪感が薄れることと、捨てたら忘れてしまうことで、次回に行くと綺麗になっているから誰かが片づけてくれると思われているのか・・・・・・・・・・ここは釣り人のゴミが大半で一般の家庭ごみ等は少ししかありません。ゴミを捨てる行為は、捨てたゴミが、新たなゴミを呼んでしまうのも大きな問題かと思います。

大橋下の不法投棄など、大量のゴミがあったこともあり、それほど広い範囲でないにもかかわらず相当量になりました。

後日、日本釣振興会大阪府支部事務局に確認したところ、正確ではありませんが約600㎏に及ぶゴミがあり、夢舞大橋下では嬉しくない最大の量とのこと、他の清掃場所は200~300㎏を清掃したとのことでした。

当日も青物狙いの呑ませやジグを投げる釣り人、フカセ釣り、サビキ、アジングを楽しむ人が来られていましたが、ゴミを拾う私たちの姿を見ても協力される人は一人も居られませんでした。少し虚しさを感じる「水辺環境保全活動」の参加でした。 (報告 中島)