日本ボーイスカウト大阪連盟 かわち地区釣り章考査会報告

今年は10月27日(日)に淡輪町立会館で開催し、リーダを含め14名が受講。9時から受付、9時30分から開会式、45分には座学を開始、「釣りの基本・安全確保とルールやマナー・つりの楽しさを知る」から始め、最後は「釣りの仕掛け実習」で終わりました。

実習では、出来上がりの状況を見るとなかなか難しいように感じましたが、受講生のアンケートでは、とても楽しかったとの回答が多くありました。

昼休みには昼食後に開始される釣り章の試験「理解度テスト」について、仲間たちと出題について話し合ったり、教科書を確認しているボーイスカウトもいました。

 

「理解度テスト」では、授業態度や実習の出来栄え等も加算されますが、60点以上をとらないと淡輪港実釣に進むことが出来ません。

一回目の採点で全問正解者もいましたが、不正解部分を修正後再提出する受講者も、全員合格して実釣へ進むことが出来たので何よりでした。

漁港に到着すると、学習とおりの安全な釣りが出来るようインストラクターが事前に釣りあげた「ハオコゼ」等の実物を確認し、班別にライフジャケツト着用を相互確認し、実釣が開始されました。

今年も、15時頃から開始しましたが、「ハオコゼ」や「ガシラ」等がたまに釣れる程度で、本命の「アジ」の回遊は少なく、時たま「アジ」や「イワシ」が釣れていました。

 

夕暮れが前、内海側の船泊まり付近で15㌢前後の「アジ」と20㌢前後の「イワシ」が回遊してきたので、釣り場を変更し、全員が魚とのやり取りを体感することが出来ました。

他の魚種も釣れ、釣り章の合格基準の「2魚種以上の魚を釣る事」と「名前と料理方法を示す事」で、全員合格することができ安心しました。

 

式開会式でインストラクターから講評として皆2魚種を釣ることができて、釣り章合格おめでとう。釣れることを体感することも大切ですが、講義で説明したようにそれまでにどのように仕掛けを作ったか、また、釣る魚は今何を考えているのかを推理しながら、釣りを楽しんでください。これからも自然との対話が魚を通してより進められるよう頑張ってください。

 

・インストラクターの一言

初めて座学を担当しましたが、ボーイスカウトの達の前で大好きな釣りの話をすることができました。時間を忘れ長くなってしまいましたが、目を輝かせて前のめりで話を聞いてくれました。

理解度テストの回答内容を参考にして、今年上手く伝えられなかった所を考え、次回の講義に活かしたいと思います。       (報告者 南)