ほっといたらあかんやん!第15回大阪湾フォーラムに参加して

 大阪湾見守りネットでは、大阪湾沿岸で活動する市民や団体の情報共有・情報交換を目的として、これまでに毎年1回。14年間にわたりフォーラムを開催しています。
 今回のフォーラムは「ここからはじまる100年先の ええあんばいの海と川」と題して、堺市に残された小さな干潟『高師浜』に隣接する浜寺公園レストハウスで開催、“ええあんばい”をキーワードにした展示、ワークショップ、シンポジュームなどを行いながら大阪湾の自然と再生について意見交換を図ることを目的として3月9日(日)に実施されました。(以上第15回大阪湾フォーラム開催趣旨より)

 私達JOFI大阪も大阪湾沿岸でのごみ拾いや自然を守る活動に参加し、フォーラムにも釣り人の立場で毎年参加しています。
今年も朝10時より始まった「ええあんばいのワークショップ」では、里山と海が出会うクラフトや、微小貝のワークショップ、海藻押し花体験などの作品に驚いたり出来栄えに感激しました。
また、ええあんばいの展示では各団体が発表している活動の展示を興味深く拝見させていただきました、14時から始まったシンポジュームでは、開会のあいさつから始まり特別プレゼンテーションとして「SDGsつてなに?」(持続可能な開発目標)のお話し、岡山県真庭市の永続的発展に向けた地方分散モデル事業を例に。ええあんばいの海を求めての講演では、住吉大社と海・大阪湾について古代から現在までをタイトルに各例を用い、住吉大社権禰宜の小出さんに大変楽しくお話をしていただきました。休憩後、各団体の取り組みや活動の発表があり大変有意義な1日となりました。今回のシンポジュームを聴講し、私たちJOFI大阪も自然保護・環境保全により積極的に取り組む必要があることや発表のための資料整理が必要であることを実感しました。
     (報告 田隅)