大阪湾稚魚放流に参加
酷暑の中、2025年度の大阪湾稚魚放流が堺市の堺新港にて8/21(木)に開催されました。
例年の実施場所であった舞洲から堺新港に変更されたのは、現在開催中の大阪・関西万博の関係とのことでした。
当日の参加者は27名。内、JOFI大阪からは4名の参加となりました。
岸和田渡船、たまや渡船の2隻の船が堺新港に到着した後、大阪府釣り団体協議会の倉田会長より挨拶があり、メバルの稚魚7,000匹、アコウの稚魚4,000匹を2隻に分け積み込みます。一部ホースでしたが、多くはバケツリレーにて作業しました。また、チヌは事前に放流済みとのことでした。
バケツリレー中、オレンジの箱に入れられた元気なアコウの稚魚(15~20cmほど)が箱の中でピチピチ跳ねています。
積載後、岸和田渡船は離岸し、別の放流地点に向かいましたが、たまや渡船の船は堺新港での放流なります。
大阪湾の環境が改善され、放流された稚魚たちが大きく育っていくことを願うばかりです。
稚魚放流は今年で43回目とのことで、全国でも拡がりをみせ最近では大阪湾でもアコウが釣れているとの話しも聞かれるようになりました。
今後もこのような取り組みを通じて環境維持活動の大切さを学ぶ機会が提供されるとともに、
魚類の保護活動が身を結び、大阪湾での漁獲量が拡大することを願ってやみません。
さらに、釣り人以外の方々にももっと、このような地道な活動に関心をもってもらえたらと感じます。
当日の大阪は最高気温が35℃を超える猛暑日でしたが、トラブルなく無事終了ました。
参加されたみなさま、大変暑い中、おつかれさまでした。
(報告者:小川 俊幸)