2019水辺環境保全活動に参加しかもめ大橋下を清掃してきました
12月14日(土)、大阪港の立入禁止としない区域(釣り開放区)のひとつであるかもめ大橋下でおこなわれた、日本釣振興会大阪府支部主催の水辺環境保全活動に、JOFI大阪メンバー4名で参加してきました。
清掃活動用に開放されたかもめ大橋下の駐車場に8時30分集合。参加は総勢25名程度で風もなく、12月とは思えない穏やかな朝でした。9時より、主催者挨拶の後、トング、ゴミ袋、手袋、スコップなどが配られ、清掃活動がスタート。
海辺での作業ですので、ライフジャケットが必須です。
橋の下をくぐり、道中の草むらに捨てられた空き缶やペットボトル、レジ袋などを回収しつつ、波止へ。一見、きれいに見える波止も、隅の方には大量のゴミ。季節柄、タチウオ釣り関係のゴミが多く、ケミホタルやきびなごの空パック、市販仕掛けのパッケージのほか、絡んだライン、ビニール袋、空き缶、ペットボトル、たばこの吸い殻などが折り重なり、回収中の臭いも強烈でマスクが欲しいほどでした。このようにゴミがひと所にまとまるのは、少しでもゴミが溜まると、「みんな捨てているから」と罪悪感が薄れ、ゴミ捨て場のようになるのでは・・・・・・・・・
ゴミを捨てる行為は、捨てたゴミが、新たなゴミを呼んでしまうのも大きな問題かと思います。
潮が引いた波止の内向きには、ブイなどで使用されていたであろう発泡スチロールと、それが粉砕されて粉状になったものが多く、昨今話題のマイクロプラスチックが生まれる過程を見るようでした。こういった細かなゴミはトングやスコップでは思うように回収できず、主催者に今後、ほうきとちりとりを準備してもらうようにお願いしておきました。
1時間ほどの清掃で回収したゴミの量は、正確に数えてはいませんが70リットルのゴミ袋50個分ほど。橋の下に不法投棄など、大量のゴミがあったこともあり、それほど広い範囲でないにもかかわらず、相当量になりました。
そこそこきれいになった釣り場を見るのは、なかなか気持ちのいいもの。あと、当日も青物狙いの呑ませやジグを投げる釣り人、フカセ釣り、サビキ、アジングを楽しむ人で賑わっていましたが、ゴミを拾う私たちの姿を見て、何か感じてもらえればいいなと思いました。 (報告:室井)