大阪湾放流事業に参加
大阪湾稚魚放流事業(主催 日本釣振興会大阪府支部等)は、1983年8月全国に先駆け実施され、全国各地に共感を呼び本年度で43回目を迎えました。
今年8月22日(木)当日は、猛暑日でしたが関係者全員少しでも釣りの発展になればとの思いを持つ、ボランティアと大阪釣船業協同組合(たまや渡船・ヤザワ渡船・夢フィッシング・岸和田渡船)の協力を得てメバル7000尾、アコウ(キジハタ)6000尾をコスモスクエア周辺や舞洲スリット、岸和田港周辺に放流されました。
近年、メバル、アコウ(キジハタ)は釣り人の間では人気魚種になっており、この稚魚達が大きく育ち、釣り人やボランティアの食卓に登場すればと願っています。
当日の参加者は、稚魚を運送関係者や報道関係「釣りビジョン」「釣場速報」他とボランティアを含めると53名協力されていました。
前年に南会員が報告されていましたが「これからの釣り人は、自分たちの好きな魚を釣りのためだけではなく、もっと視野を広げて遊漁と漁業、それを取り巻く自然環境保全の目標に進んでいかなければいかないと感じています。釣り人目線だけの、現在大阪湾でスズキが少なくなったから、次はスズキの幼魚を放流しようという感覚はあまりにも浅はかです。在来種としてその海に住んでいたのに乱獲でいなくなってしまった魚、遊漁としても漁業としても産業価値が高く、利用制限が確実にできることで大成功を収め、現在は自然繁殖も確認されつつある、東京湾のトラフグのような、市場価値と環境価値がWINWINとなった放流事業に進んでいけるように、今後はJOFI大阪としてご協力できたらと感じました」を再認識し、釣り人から海の自然環境保全を守る各種イベントに、参加協力しようではありませんか。