夏休み最初の魚拓体験教室を実施

7月に入ってもまとまった雨が多かったのが、ここ数日のうちに一転して快晴の猛暑日続きに。
夏休み最初の日曜日となった7月21日も快晴・酷暑の予報で実際、8:00過ぎにはもう、うだるような暑さとなっていました。
加えて、サビキ釣りがまったくの不調であり、大阪南港魚釣り園護岸は例年に比べて来場者がかなり少ないようです。

9:00前より、来場者数のカウントや釣りのサポート及び安全指導を兼ねた釣り場巡回をしながら、魚拓教室の案内もおこないます。
が、しかし、釣果が極端に乏しく、肝心の魚がいない厳しい状況。ここ数年来、大阪湾全域で「湧いていた」子サバも今年は姿なく、7月半ばから釣れ始めるはずの豆アジもおらず、今のところ本当に厳しい状況です。唯一、そこそこの釣果が出ていたタコだけは日を追うごとに少なく、小さくなっているものの、この日もポツポツではありますがなんとか姿が見れました。
というわけで、魚拓体験の方は文字通り、開店休業状態。

10:30を過ぎて(今日は魚拓ゼロかな?)とみんなが諦めかけた頃に、ようやくタコのお持ち込みが!しかも、約800gの立派なサイズ!

釣り人は大学生の男性おふたり。最近、毎週のように南港ほかを訪れているらしく、タコ釣りにハマっているとのこと。釣りインストラクターとタコ釣りはもちろん、タコの美味しい食べ方などで盛り上がっているうちに、魚拓が完成。いつもアジやサバ、イワシの魚拓に使っている和紙に収まるサイズではなかったため、もうワンサイズ大きな用紙を使ったのですが、これが魚拓にはちょっと不向きなコピー用紙・・・。魚拓をとる南インストラクターも若干心配げではありましたが、 相当きれいな仕上がりとなり、満足いただけたようでした。

 

(↑ 個人情報の関係上、サイトに掲載のものは試し取り分。本番のものはより美しく仕上がりました)

これ以降は持ち込みもなく、11:30をもって終了。
5月5日のこどもの日から6月、7月と魚拓を体験してもらおうと準備をしていましたが今のところ、毎回魚自体がほとんど釣れておらずなかなかままならない状況。
次回の実施予定は「8月4日(日)9:00〜11:30」です。みなさんに魚拓の楽しさに触れていただけるといいのですが。

(報告者:室井 正行)