大阪南港魚釣り園護岸**釣りビギナーをサポート**
年間を通じて行う活動の一つに、大阪南港魚釣り園護岸の巡回と初心者釣り指導があります。令和3年も日曜日や土曜日の午前中にサポートを実施し、新型コロナウイルスの影響で閉園期間があった中、4月以降19回・のべ36名の釣りインストラクターが協力しました。
ここは、安全柵やスロープ・通路があり車椅子での釣りも可能。子ども用ライフジャケットの無料貸出や貸竿、簡易な釣具、軽飲食の販売もある手軽な釣り場として人気です。大阪府内はもちろん、奈良県や京都府などからも、多い時は1日5百人、年間2万5千人以上が訪れ、それぞれ親子のコミュニケーションや友人同士で親睦を深めておられます。
昨年は、簡単に楽しめるサバが好調でした。釣りの醍醐味は、魚との「やり取り」ですが、ビギナーのサビキ仕掛けに複数掛かると「仕掛け絡み」があちこちで発生するなど大変。その対応なども含め、充実した活動ができました。
ビギナーや家族連れが多いこの釣り場でこれからも、釣りの楽しさはもちろん、ルールやマナー、小型魚の再放流やゴミ問題なども知ってもらい、資源保護とSDGs、命の尊さを考えてもらえるようなサポート活動を続けたいと思います。
まだ参加されたことのない釣りインストラクターのみなさまも体験されればきっと、大きな充実感を得られると思いますが、どうでしょう。 (報告 事務局 室井)