地域の地場産業を体験 岬町観光協会船釣り教室

泉南の観光産業の一角でもある漁業を体験して貰うために、岬町観光協会と小島漁業協会組合長が6月23日(日)に企画された船釣り教室にインストラクター5名で協力しました。

体験者は阪南大学の学生達等15名で、初めて船釣りを経験する人も多いとのことでした。

とにかく楽しんでほしいとの挨拶があった山原学漁業協同組合長、観光協会副会長南条磯巳の挨拶から始まり、魚の釣り方や船釣りの注意事項をインストラクターから説明し乗船しました。

乗船した後は、小島丸船長でもある山原さんからエサの付け方、特に女性の嫌いな「アオイソメ」でしたが、問題なく進みリールの操作方法を体験しから漁場へと出船しました。

 

実践では、船の揺れのためエサを付けるのも手に針が刺さったり大変で、魚が釣れるともっと大変で大騒ぎでした。

船釣りに慣れていないのでお祭りも多く発生して、インストラクターも忙しく協力しました。

釣果はオニアジ14匹とガシラ3匹でしたが、充分満喫している人いましたが、船酔いを体験し静かに下を向いて目をつむっていた人も、陸に上がるとすぐに最初の元気な若者になっていました。

弊会での挨拶で船長は「魚釣りは四季によっていろいろ異なった魚が釣れるので楽しみです。」船酔いをした人もいたけれどこれに懲りないで魚釣りを継続してほしい。

学生達から初めて魚釣りの感想は、なかなか釣れないで難しいと感じましたが、魚が餌を食べた時の感触が体感できたので釣りが楽しくなりそうです。

「講評」体験された皆さんに話があります。

釣れた魚は必ず食べてあげてください。

今日釣ることが出来た「オニアジ」は三枚におろし、刺身にして塩で食べてください。

また、「ガシラ」は醤油と砂糖で甘辛く煮てから食べてください。

自分が釣ったことと魚が新しいので、市場等で購入し今まで食べていた魚の感覚と違うはずですと締めくくり船釣り教室は終了しました。    (報告者 山本忠男)