日本ボーイスカウト大阪連盟 かわち地区釣り章考査会

 昨年は南海電車の台風被害で実施出来なかったが、今年は10月21日(日)淡輪町立会館で、リーダを含め27名が受講され、座学と淡輪漁港で実釣と計画通り実施出来ました。

 座学では、9時40分から「釣りの基本・安全確保とルールやマナー・つりの楽しさを知る」から始まり、最後は「・釣りの仕掛け実習」で終わりましたが、今年も実習では一生懸命取り組んでいましたがなかなか難しいようでした。


座学が終わると昼食の休憩ですが「釣り章の試験」が13時から開始されるので、仲間たちと出題について話し合ったり、教科書を確認しているボーイスカウトもいました。60点以上をとらないと淡輪港実釣に進むことが出来ません。 しかし、再確認して提出するボーイスカウトもいましたが、全員合格して、実釣へ進み何よりでした。


漁港に到着すると、班別になりライフジャケツト着用の相互確認と学習とおりの安全な釣りが出来るようインストラクターからの危険な魚など再確認して、実釣が開始されました。

20㌢前後のマイワシが回遊していたので、入れ食い状態が初めから最後まで続き、持ち帰り用の氷等が足らなくなってきたので、責任者と話して予定時間を早めて終了することにしました。

 最初はマイワシに触る事の出来なかったボーイスカウト達が、生き物の命の大切さを説明し、素手で触り針から外すこと、また今晩帰って料理することと食べることを約束しました。

ボーイスカウト達との対話から、海や魚の自然環境保護をどの様に感じているかなどを知ることが出来て楽しい一日を過ごすと伴にインストラクターの喜びを感じました。

 閉会式では「いっぱい魚の命をいただけて有難いことです。皆さんも魚に感謝してください。また、ボーイスカウトとして自然との対話が魚をとおしてより進められるよう頑張ってください。これからも釣りを楽しんでください。」と講評し終了しました。    (報告者 西谷文秀)