明石沖のマダコ釣り 釣り人にマナーが求められる
平成30年7月6日(金)に兵庫県水産行政や明石漁業関係者と遊漁者との「明石沖マダコの捕獲制限やマナー」に関する意見交換会が、日本釣振興近畿地区支部会議室で開催され、JOFI大阪から來田代表と辻会員が出席しました。
昨年も開催され、平成29年度取り組み状況「漁協指導船(3日間で約100隻に指導・周知実施)」「海保による周知」などの海上指導や「報道関係による釣り遊漁ルールの啓発も」「タコ釣り遊漁ルールの関係施設への周知」も併せて実施したが改善はあまり見られていない。依然として、多数のマイボートなどを使用した釣りが行われ、漁船の航行や漁業の妨げになっている場合や、調整規則で禁止されている「100g以下は放流する」「禁漁期以外でも一人10匹」と決められているが、禁止されている小型を多く釣り上げ販売している者もいるとの報告がありました。
また、一本の仕掛けにタコジグやタコエギを数個つけて、数多く釣ろうとする釣り人もいるとのこと。
今回の意見交換会では、遊漁者と地元自治体や漁業関係者とより協力して、実態を明確にして、海上保安庁との連携を密にして取り締まりを強化する。
しかし各種団体に参画している釣り人には周知徹底ができても、以外の遊漁者に現在実施している施策の他、どのようにアピールし理解してもらうかが大きな課題である。 (報告者 辻 哲男)