泉南市秋の環境美化運動 男里川ハゼ釣り教室

昨年は台風接近で中止となった、泉南市男里川河口環境美化運動河口ハゼ釣り教室が、平成29年9月3日(日)開催され、私達インストラクター15名も周囲が薄暗い中、毎年機材を運び上げる階段前に集合し、竿とリールのセットなどの事前準備を行いました。
主催者側が少し遅れ到着したので、テントやその他の準備物の搬送を手伝い、参加者の受入れ体制が整いました。

今年は子供達の参加が昨年より少なく36名・保護者30名スタッフ12名・JOFIの参加者を含め93名で開催されました。

主催者側から当日のプログラムと「河口の保護生物を傷めない事」などが説明され、例年のように海岸のゴミ清掃から開始されました。
8時すぎ開会主催者の挨拶の後、JOFI大阪中島会員と石川会員が「釣り教室」で、安全な釣りをするためのルールやマナーと危険な魚や河口での釣り、ライフジャケットの重要性などについて注意することを15分程度話しました。

ライフジャケットの着用は参加者に実演しもらい、一人一人の着用状況を確認して班

分けを行い、セットされた釣り竿と虫エサを持ってハゼ釣り場所に移動を始めました。

子供達は虫エサに噛まれて、大声を出している子、触ることすらできない子がいる中、参加者を安心させながら進めていくうちに段々慣れて、虫エサを触ったり掛かった魚を一生懸命タオルで包み鈎を外していました。
釣りを開始後、直ぐにマハゼが検寸受付へ持ち込まれ、続いて魚拓の依頼があり開始しました。
魚拓作成は主催者側からの要望で、2部とし一部は展示用でもう一部は記念品として釣り人が持ち帰りたいとの事でしたが、作成に時間がかかり釣りを楽しむ時間が少なくなるので、預かり券を発行して閉会式後に手渡すことにして、3人体制で臨みましたが、予想以上に時間が必要となり一人一枚に限定してもらいました。
釣果の結果は、マハゼ部では無笹俊一君が13.0㌢、又野玲さんが12.6㌢と12.3㌢で、キチヌの部は、ヤマノヨウヘイ君12.7㌢、マキタリコさんが12.5㌢でした。

コトヒキはオオタ二ハルイチ君7.6㌢、シンドウカズト君が7.5㌢でしたが、この他にもフグなどが釣れ皆で楽しく過ごされていました。最後にテント前で全員記念写真を撮り大会は事故もなく終わることが出来ました。

・「参加者の一言」

(質問) 今、男里川を見てどうですか

(回答) 男里川も変わってきましたが、良いほうに変わるとは期待できませんね。
現状を維持するのが精一杯です。
皆が関心を持たないと川は綺麗になりません。

私達インストラクターは、最後の仕事です。
竿やリール餌などの清掃作業と設営されたテントの撤去と運搬を手伝い、本日の作業を全て終了しました。
ご苦労さんでした。              (事業部  高木 博文)