第10回 大阪湾生き物一斉調査に協力

※※※ 今年も堺2区「友海ビーチ」で

 釣獲調査(平成29年度610)を実施しました ※※※

大阪湾生き物一斉調査は、大阪湾沿岸で活動する様々な団体が参加して、各地の生き物を一斉に調査する取り組みで、今年で第10回目を迎えました。私達JOFI大阪では毎年、堺2区「友海(ゆかい)ビーチ」での釣獲調査を担当しており、今回も早朝4:00から10:00まで調査を実施しました。

結果、エビ撒き釣り6名で、40cm以上~60cm未満のハネクラス12尾。60cmを超えるスズキクラス2尾の計14尾。さらに、30cm程のマチヌ1尾の釣果がありました。2日前の雨でやや濁りが入り、釣りの条件としては良かったのではないでしょうか。その他、タコ餌木およびルアーでの調査もおこないましたが、こちらの釣果はありませんでした。

                                                                           釣獲調査結果一部のハネ

午後からは13:30頃の干潮に合わせ、生物共生護岸(人工干潟)での生き物採取調査がおこなわれ、幼稚園児から親御さんまで20名を超える一般参加者がありました。

一般参加者での調査中

特に珍しい発見はありませんでしたが、例年どおり、カニやスジエビ類、ゴカイ類、ボラやハゼ類の幼魚など多様な生き物が見られ、干潟は生命のゆりかごを再認識しました。そして、何よりも生き物に目を輝かせる子どもたちの姿が印象的でした。なお、この調査の結果は、大阪湾各地の水環境を把握する基礎資料になるとともに、秋には結果報告会も予定されています。(報告者 室井正行)

        生き物や魚の参加者への説明